ブランドコンセプトは「人生の一部になる服」

デザイナー自身が東ヨーロッパを放浪している際に訪れた、旧ユーゴスラヴィアの巨大建造物でモニュメント・記念碑を意味する「スポメニック」。自然の中にひっそりと佇む圧倒的な姿に託された様々な想いを解釈し和解のシンボルとして歴史的な象徴の一部がそのモニュメントのように生み出されたパンツがその人自身の人生の一部に歴史を紐解き未来を横断するツールになる。


スポメニックの建築構造デザインと、工場に眠っている素晴らしいアーカイブやデッドストック生地を何か活かせないかという思いからプロダクトを展開。生地の組み合わせと柄、様々なアプローチによって新たな再解釈を加えて現代に蘇らせる。食材と食材を掛け合わせマリアージュする料理のように、ソフィスケートする一面と素材そのものの上質な野暮ったさをミックスさせ、時代を経ていく中でも新しさを感じ、いつまでも愛用して頂ける物作りを追求する。